【京都府】笠置キャンプ場/2022年大晦日前日のバックパックキャンプ〜マイナス2度の闘い〜
2022年大晦日前日、サンタにもらったソロドーム1をバックパックに詰め込んで笠置キャンプ場に徒歩キャンプに行ってきました。
バックパック重量
キャンプを始めた頃、今回と同じ笠置キャンプ場にバックパックでデイキャンプに行ったことがあります。この時はツーリングドームSTと食材を手持ちしたのですが、腕がちぎれそうな重さに辟易して BUNDOK キャリー カートを購入したのでした (^_^;
今回、軽量テントの BUNDOK ソロドーム1を購入したことで、念願のバックパック・キャンプが復活。テントをツーリングドームSTからソロドーム1にしたことで実測で約1.4kg軽量化できました。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ソロドーム1をサイバトロンのメインルームに収納しバックパック重量は15.5kg。笠置キャンプ場は混むので目隠し用にDDタープ(3mx3m)とポールが必要と判断し外付けしています。上に乗せている CAPTAIN STAG ソフトクーラーは手持ちするため重さに含んでいません。
DD Hammocks DD Tarp 3×3 正方形 耐水性 3000mm ハンモックのフライに最適なタープ (フォレストグリーン) […
バックパック重量の目安を調べてみると、腰に負担がかかるのは体重の15%以上とのこと。私の体重が約XXkgなので13kg以下(汗)を目標にしたいと思います。今回は2.5kgオーバー。楽しみながら徐々に軽量化を進めていければと思います 😉
重いバックパックを長時間を背負うとストレートネックの原因になります。くれぐれも無理をせず、異常を感じた場合は医療機関を受診してください。
前日にパッキングして背負ってみた感想は、
「ちょっと重いけど、意外に収まったなあ。」
この時点で収まってしまっていることに違和感を抱けば、その後の悲劇を防げたかもしれません…
JR笠置駅の階段
久しぶりのバックパック・キャンプに選んだのは笠置キャンプ場。現地で薪が販売されているので荷物が減らせます。また駅から歩く距離が短いので体力的な負担も少なく、試運転にはもってこいです 🙂
前日まで入場制限されるほどの混み具合でしたが、ご覧の通り少し空きがある状態。好きな場所は選べませんが、探せばなんとかなりそうです。
JR笠置駅で下車すると早速バックパック・キャンプの恩恵に預かります。おなじみの跨線橋の長い階段。カートやキャリーの場合、両手で抱えて階段を上り下りするので足元が見えにくく危険です。バックパックと手荷物だけなら足元が見やすいので安全に上り下りできます 🙂
忘れ物
お気に入りの岩の前は先客がおられたので、笠置大橋が目の前に見える場所にテント設営。ソロドーム1の正式デビューです 🙂 西の風だったので入り口を東の笠置大橋に向けています。
設営が完了した13時過ぎの気温は16.5度、湿度32%。青空が広がり直射日光が届いていたので暖かかったです。
ただ、テント設営中に事件が発生。
「エアマットを敷いて、お次はシュラフを…」
「ああっ!? シュラフ(エンバー EbII)… 忘れてもうた…」
真冬にありえない忘れ物(大泣)。バックパックの収まりが良かったのはシュラフがなかったから… 自宅まで取りに帰ろうかと思いましたが、あることを思い出しました。
「どっかに非常用寝袋を入れておいた気が…」
ありました 🙂 かなり不安でしたが、シュラフ以外は完全冬装備ができていたので、夜遅くまで焚き火で温まればなんとかなると考えてキャンプ続行。
ソロドーム1に非常用アルミ寝袋を敷くとこんな感じ。この時は気づいていませんが、西風を直接受けるテント背面と地面の間の隙間が「テントの中」からキレイに見えています。ソロドーム1のインナーテントはフルメッシュなんです…
背面を外から見ても隙間がしっかり空いています…
しばらくすると空が急に曇り始め、14時頃には気温11.9度(湿度40%)まで急降下。4.6度も下がりました。冬は太陽のありがたみを感じます。
宴会
17時頃に日の入りして宴会開始。気温は4.8度、湿度68%です。
今シーズンの冬キャンプでは、自宅に転がっていたブランケットを持参し Moon Lence アウトドアチェアのカバーとして使っています。これでお尻の寒さがかなり軽減できています 🙂
MOON LENCE アウトドアチェア ローチェア 2way より安定 キャンプ椅子 グランドチェア キャンプチェア 軽量…
宴会メニューは前回美味しかった出汁付きおでん。ただ、前回の商品がなかったので違うおでんを買ったところレベルダウン (>_<) おでんは出汁が決め手であることを痛感。
夜には再び晴れて東の空にオリオン座がキレイに見えていました 🙂
マイナス2度の闘い
宴会も終了し、笠置キャンプ場での寒さとの闘いが始まります。
0:00 就寝
ギリギリまで熾火で体を温めて就寝。気温はマイナス2度。こんな時に限って冬キャンプで体験する最低気温を更新してしまいました (T_T)
1:00
少しウトウトしましたが、テント背面と地面のすきま風が寒くて目を覚まします。できることをやろうと、持参したブランケットを両足に巻きつけると少しだけ暖かくなりました。
2:00
またウトウトしましたが再び寒さで目を覚まします。今度は少し考えて、ソロドーム1のフライシート背面のペグを抜いてフライシートとインナーテントを密着させ、地面とテントのすきまを塞いでみました。すると、実感できるレベルで寒さが和らぎました。これで少し眠れるか…
3:00
結果、やはり寒くて眠れず。確認するとアルミ寝袋に穴が空いていることが判明。
「何やっても温まるはずないやん…(絶望)」
4:00
何回かウトウトしましたが眠れず。あきらめの境地に到り、ひたすら夜が明けるのを待ちます。
5:00 起床
夜明け前でしたが起床。少し迷いましたが残りの薪で焚き火を開始。背に腹は変えられません。煙かった人ゴメンなさい m(_ _)m ただ、薪が湿っていたせいか、なかなか火がつかず… 6時30分頃の気温はマイナス2.5度でした。
マイナス3度の朝
7時過ぎには気温マイナス3度まで下がりキャンプ史上最低気温になりました。ソロドーム1も見事な霜に被われています。
夜中にテント背面のペグを抜いたため、ピンと張っていたフライシート背面がダランと下がってインナーテントに張り付いているのがわかります。すきま風を防ぐのがソロドーム1の冬対策のポイントになりそうです。
9時30分頃に太陽が見え始め、やっと気温4.8度(湿度68%)まで上昇しました。
まとめ
後から調べるとソロドーム1は春夏秋の3シーズン用との認識が一般的でした。理由はインナーテントがフルメッシュだから… 愛用されているヒロシさんも、冬はソロドーム1ではなくてツーリングドームST使ってました…
ただ、冬にシュラフを忘れる大失態を演じたことが一番の反省点です。
ソロドーム1に何らかの冬対策をして「冬用シュラフ」を持って早々にリベンジキャンプしたいと思います。
# リベンジキャンプの様子は次の記事をご覧ください 😉
# ソロドーム1冬対策の完成形は次の記事をご覧ください。