BUNDOK ソロドーム 100均で冬の寒さ対策

春夏秋3シーズン用の BUNDOK ソロドーム1 に100均の自転車カバーとレジャーシートを使って冬の寒さ対策をしてみました。費用は550円 😉

経緯

ソロドーム1にして軽量化

バックパックキャンプを実践するために BUNDOK ソロドーム1を相棒に迎えました。

マイナス2度の闘い

ソロドーム1はインナーテントがフルメッシュであることから、一般的には春夏秋の3シーズンで使用されることが多いようです。何も知らずに冬キャンプでソロドーム1を初めて使った結果、「すきま風を防ぐ」ことが寒さ対策になることを身をもって学びました(泣)。

寒さ対策の主役

透湿・防水・遮熱の特性を持つタイベックスシートですきま風を防ぐことで寒さ対策をしてみました。ただ、効果が実感できず高額になるため没になりました。寒さ対策の主役は高性能シュラフであることを実感。

必要なもの

寒さ対策の主役はシュラフではありますが、ソロドーム1にも何らかの工夫をしたくて試行錯誤しました。そして、辿り着いたのが「Watts 自転車カバー + Seria レジャーシート&カバー」でソロドーム1のインナーテントを包んで「すきま風を防ぐ」方法。

テントのスカートを自作することも考えましたが、手間がかかり持ち運びする時に嵩張りそうだったので断念。インナーテントをシートで包むだけであれば簡単です 🙂

BUNDOK ソロドーム1 100均で冬の寒さ対策
Watts 自転車カバー

ソロドーム1のインナーテントは幅200cm×高さ100cm。インナーテントの背面を覆うために選んだのは 100均 Watts 自転車カバー。200cm×100cmでジャストサイズ。この商品は他の100均でも販売されています。また、バイクカバーなどオーバーサイズであれば代用可能です。

BUNDOK ソロドーム1 100均で冬の寒さ対策
Seria レジャーシート&カバー

天井と前面を覆うために Seria レジャーシート&カバー(180cm×120cm)×3枚を購入。キャンパーにはお馴染みの「あの」レジャーシートです 😉

天井の弧の長さは約314cm(200cm*3.14/2)なので、レジャーシート2枚を縦に並べれば(180cm×2枚=360cm)OKです。また、インナーテントのサイドは一方が90cm、他方が70cmで長さが違いますが、120cmの幅があればこちらも十分です。

これらのシートを100均のダブルクリップでインナーテントに固定します。

BUNDOK ソロドーム1 100均で冬の寒さ対策
「Seria A4サイズ折りたたみテーブル収納ケース」に収納

4枚のシートは重ねて巻いて「Seria A4サイズ折りたたみテーブル収納ケース」に入れてバックパックに外付けしています。重量は収納ケース込みで約476g。

すべて100均で購入できるため総額は550円です 🙂

商品名単価数量小計販売元
自転車カバー(200cm×100cm)110円1110円Wattsほか
レジャーシート&カバー(180cm×120cm)110円2220円Seria
ダブルクリップ(中)110円1110円100均
A4サイズ折りたたみテーブル収納ケース(長さ35×幅13cm)110円1110円Seria
合計550円

設営

基本はインナーテントをシートで覆ってダブルクリップで固定するだけです。

BUNDOK ソロドーム1 100均で冬の寒さ対策
背面

まず背面を自転車カバー(黄緑色)で覆います。インナーテントの下部はメッシュではないため、少し上にずらして余裕が出るように固定しています。

次に左右のサイドから天井に向かってレジャーシート(緑色)で覆っています。長さに余裕があるため隙間なく覆うことができます。

一度、設営をミスって天井に隙間ができたことがありました。テント内で横になっていると予想以上の冷気。冷気は下に「落ちてくる」ことを実感しました。

BUNDOK ソロドーム1 100均で冬の寒さ対策
背面:グラウンドシート追加

GEERTOP テントシートXXL(180×210cm)をグラウンドシートとして使っているのですが、ソロドーム1底面は90×200cmなので半分余ります。背面は自転車カバーだけで十分ですが、余ったグラウンドシートを追加で背面に固定しています。自転車カバーをやめてグラウンドシートで覆うだけにすれば、さらに軽量化できそうです 😉

BUNDOK ソロドーム1 100均で冬の寒さ対策
側面(90cm)

幅の広い側面(90cm)の写真です。地面との隙間ができないように、レジャーシートは先に下を固定してからインナーテントに被せています。

BUNDOK ソロドーム1 100均で冬の寒さ対策
レジャーシートの「はとめ」で固定

インナーテントの背面側ポールをレジャーシートの「はとめ」に差し込んで固定しています。レジャーシートの余りを正面に回り込ませるため、正面側はダブルクリップで固定しています。

BUNDOK ソロドーム1 100均で冬の寒さ対策
正面

最後に正面にレジャーシートを上から垂らすようにして固定します。インナーテントの幅は200cm、レジャーシートは180cmで寸足らずですが、サイドと天井を覆ったレジャーシートの余りを正面に回り込ませているので隙間はありません。

BUNDOK ソロドーム1 100均で冬の寒さ対策
正面:フライシート装着

そのままフライシートを装着するとレジャーシートが出入り口を塞いでいます。寝る時はこの状態になり、すきま風を防ぎます。

BUNDOK ソロドーム1 100均で冬の寒さ対策
正面:フライシート装着&レジャーシート格納

通常時はインナーテントとポールの間にレジャーシートを押し込んで格納すれば邪魔になりません 🙂

BUNDOK ソロドーム1 100均で冬の寒さ対策
側面

側面からレジャーシートが見えてしまいますが、同系色なのでそれほど目立ちません。

まとめ

収納したシート類は少し嵩張り、約500gあるのでバックパックキャンプにはマイナスです。それでも、バックパックキャンプに必須のソロドーム1の寒さ対策ができるのは余りあるメリット。

今季の冬キャンプはソロドーム1寒さ対策がメインテーマになりましたが、完成形に到達したのは今季の冬キャンプの最後でした。来季の冬キャンプでは初回から実装して、さらに改良していきたいと思います。

【おまけ】DDタープ3×3

DDタープ 3×3(フォレストグリーン)を持っていたのでソロドーム1を包んでみました 😉 高価ですが、既に購入済みであれば「あり」かもしれません。790g(ペグ含まず)なので少し重いですが…

BUNDOK ソロドーム1 100均で冬の寒さ対策
背面

背面から正面に被せてダブルクリップで固定しています。

BUNDOK ソロドーム1 100均で冬の寒さ対策
側面

正方形なので側面はかなり余ります。

BUNDOK ソロドーム1 100均で冬の寒さ対策
正面

正面も余裕を持って覆うことができます。全体的に隙間はありません 🙂

BUNDOK ソロドーム1 100均で冬の寒さ対策
正面:フライシート装着

フライシートを装着するとこんな感じ。ソロドーム1カーキとDDタープ・フォレストグリーンの色がほとんど同じです 🙂