ストレートネックでバックパックキャンプ中断
憧れのバックパックキャンプを始めて約2ヶ月、ストレートネックと診断されやむなくバックパックキャンプを一時中断しました (;_;)
本記事は医学的な知識をもたない個人により作成されたものです。 正確な情報は必ず専門医にご確認ください。
ストレートネック発症
バックパックキャンプを始めて約2ヶ月が経った頃、仕事中に左肩甲骨の上部奥に痛みを感じるようになりました。
仕事はデスクワークなのですが、座っていると午前中に痛み始め午後には常時痛みます。ただ我慢できない痛さではありません。夜にシップを貼って寝ると翌朝には痛みはなくなります。この繰り返しが約2週間ほど続きました。しかし自然治癒することはありませんでした…
「う〜ん、なんかおかしい。」
整形外科を受診したところ、すぐに首の辺りを中心にレントゲン撮影。
診断結果は「ストレートネック」。
人間の首の骨は7つの骨で構成されています。正常だと横から見ると弓のように緩やかにカーブしています。弓の弦が背中側です。
これがカーブせずにストレートになった状態が「ストレートネック」。頭を下に向ける悪い姿勢を長く続けることが主な原因です。頭を下に向けると、バランスを取ろうとして背中側の筋肉や筋が緊張するため痛みを発症するとのこと。痛み止めの薬とシップを処方してもらい様子を見ることになりました。
最近、体に負荷をかけたことを思い出すと…
「あっ、バックパックキャンプや…」
そう、これしかありません。
約15kgのバックパックを背負ってキャンプするようになった時期と一致します。ネットで調べると、重いリュックを長時間背負うことがストレートネックの原因の一つとのこと。やってしまいました…
元々姿勢が悪かったのでおそらくは既にストレートネックになっていた気がします。そしてバックパックキャンプで限界を越えてしまったかと… (T_T)
ストレートネック対策
バックパックキャンプを中断しシップや薬で背中の痛みをとることを優先しました。
さらに定期的にストレッチする生活習慣を取り入れました。デスクワーク中は1時間おきに腰痛3秒体操でストレッチ。風呂上りには毎日タオルストレッチを1セット。いずれも NHK で紹介されていたストレッチです 😉
デスクワークでは、ノートPCに外付けディスプレイを接続し、PCと外付けのディスプレイを均等に使用していました。外付けディスプレイは目の高さにあるので問題ありませんが、ノートPCは机に直置きしているため、頭が下を向くことになります。そこで、基本的には外付けディスプレイのみを使用し、チラ見が必要な場合にのみPCディスプレイを使用するようにしました。これだけでも首への負担が減ったことを実感しています。
これらの対策で幸いにも約4週間で肩甲骨の痛みはなくなりました 🙂 シップや薬はやめましたが、予防のためストレッチなどは継続しています。
バックパックキャンプの条件
ストレートネックによる痛みはなくなりましたが、無理をすると再発する可能性があります。
ただ、バックパックキャンプを諦めたくないので、最低でも体重の15%である13kg以下の重量をバックパックキャンプの条件としました。13kgオーバーの場合はカートを使います。
カートなしのバックパックキャンプには次のようなメリットがあります。もちろん「憧れ」が諦めたくない一番の理由ですが 😉
- 駅でエレベータを探す必要がない
- 両手が空くので買い物が楽
- 電車やバスで場所をとらない
- バスの乗降が楽
まとめ
重いバックパックを長時間を背負うとストレートネックの原因になります。くれぐれも無理をせず、異常を感じた場合は医療機関を受診してください。