【京都府】末山・くつわ池自然公園キャンプ場/2021年秋テント村夜景ソロ徒歩キャンプ
お泊まりキャンプ一年目、怒涛の秋キャンプシーズンに初めて訪れた、くつわ池自然公園キャンプ場。関西のキャンプ系 Youtuber が必ず訪れるといっていいほど有名なキャンプ場です 🙂
アクセス
末山(すえやま)・くつわ池自然公園キャンプ場は、京都府南部の宇治田原町にある山の中のキャンプ場です。オートキャンプ場として有名ですが、電車とバスと少しの歩きで徒歩キャンパーも参戦可能です。
大阪からだと京阪電車で特急に乗って中書島乗り換え、京阪宇治線で宇治駅、さらに京都京阪バスでくつわ池までの道程。最短で約1時間30分です。京阪特急は速くていいんですが、コロナ禍でも京阪電車は混むのが難点。カートを片手にバックパックを背負って約1時間満員状態で立ちっぱなしは、まあまあつらいです X-) 乗り換え後の京阪宇治線は空いてて座れるので一息つけます。
買出しは宇治駅近くのスーパー平和堂。荷物を少なくするため、できるだけキャンプ場に近いスーパーで買出しするようにしています。
最後の京阪バスは、少し狭くて傾斜のある山道を大型バスがグイグイ登り下りします。行きは京阪宇治駅からだと必ず座れるので問題ありません。ただ、帰りの10時過ぎは混むことが多く、カートを持ってバックパックを背負って立ったままだと少しつらいです X-)
オートキャンプ場
くつわ池バス停のすぐ横がくつわ池自然公園です。看板の後ろに見えているのが一番広いオートキャンプ場。13時前に到着したのですが既にテント&車だらけ…
約5分ほど歩いて料金所で受付をすると、スタッフのおっちゃんが
「今日は朝からいっぱいやで〜」
とのこと。あせる気持ちを抑えつつ、料金所からさらに約5分ぐらい歩いてオートキャンプ場に到着。
1周してみたのですが既に満員御礼。ツーリングドームSTを張るスペースさえありません (*_*) オートキャンプ場から坂道を登った高台にある、みどりの広場にも行きましたが同じくテント&車で満員御礼。仕方なくオートキャンプ場にあるバーベキュー棟の裏に荷物を下ろして昼食にしました。
第一キャンプ場?
夕方まで待ってデイキャンプ組の撤収に期待するつもりでした。しかし、このままじっとしているのは分の悪い賭に思えたので14時頃に荷物を背負って別の場所を探すことに。
料金所からまっすぐ進んで左に行くとオートキャンプ場やみどりの広場、そのまま直進すると第一キャンプ場があります。こちらの様子を見に行ってみます。
左手に地名にもなっているくつわ池を見ながら進みます。2021年秋頃は釣り堀だったのですが、2021年12月末で営業は終了しています。
くつわ池の少し向こうに第一キャンプ場の看板と左に下ったところに駐車場が見えます。さらにその奥の谷にテント村が見えます。
かなりの数のテント(*_*) 実はこのサイトは第一キャンプ場ではなく配布されているリーフレットには載っていません。リーフレットの地図には谷の上にある釣り池事務所があるだけです。最近造成されたサイトではないかと推測しています。駐車場もサイトの芝も新しい感じがしました。
上の写真は第一キャンプ場側から撮影しています。炊事場やトイレ・シャワーは谷の上の第一キャンプ場にあるため、手前の急な坂道を登り下りする必要があります。
かなりギュウギュウでしたが、谷キャンプ場になんとか隙間を見つけてテントを設営。芝は新しくフカフカでした 🙂
「デイキャンプにならずに済んだ〜(泣)」
テントの後ろに小さく吊り下げているのは受付で渡される「利用料金受領済証」。帰りに受付に返します。このシステム、笠置キャンプ場でも導入すればいいのに。そうすれば朝おばちゃん達が車で料金徴収を見回る時にわかりやすいかと。
谷だけあってテントからの景色はこんな感じ。山に囲まれています 😉 天気は良かったのですが、夕方は早くから日陰になり朝は遅くまで朝日が届きません。
廃材を利用した薪
薪は販売していない場合もあるとのネット情報だったので持参していました。情報通り受付の料金表には記載がありませんでしたが、スタッフの方に確認すると廃材を利用した薪があるとのこと。チェックイン時に1束(いっそく)500円で購入。おっちゃん達は薪を「いっそく」と呼んでいました。
「通っぽいなあ〜」
「頂きます 😉 」
ただかなり重く、第一キャンプ場から谷キャンプ場まで荷物と一緒に運べなかったので、一旦くつわ池の横の道路脇に置いて移動。テント設営後、戻ってみると見事になくなっていました (T_T) キャンプ場スタッフが捨てられたと判断して回収したことにします… 仕方ないので、廃材薪を再購入しました。
ご覧の通りかなりの量で、男性が両手でやっと持てる重さ。廃材なので釘の刺さったままの木や、昔の丈夫な椅子に使われていたような硬い木も混じっています。あと、テントの傍で焚き火すると、廃材の油?が水滴に混じってへばりついていました。
割り切って使うなら安くていいかと思います。スタッフの方が通常の薪も準備されているように見えたので、今後はこちらが販売されることを期待しています m(_ _)m
マッカラ
お泊まりキャンプをするようになって、一時期クッカーでご飯を炊いたり、朝食に目玉焼きを作ったりと少し手間のかかる食事を作っていました。しかし、ある時
「なんかめんどくさ〜」
「そういや料理好きじゃないしな〜」
との心の叫びに気づき中止。
そこでたどり着いたのが「マッカラ」。フィンランドで焚き火で炙って食べるソーセージ(マッカラ)のこと。炙ったソーセージやマッシュルームにマスタードをたっぷりつけて食べるそうな。
100均でマシュマロ棒を購入して、マシュマロ・ソーセージ・砂ズリ(鳥)を炙って食べます。薪の場合は熾火になるのを待って炙ります。味づけは塩コショウ、マスタードなど。準備も簡単でお酒と焚き火のお供にはもってこいのマッカラ。しばらくは夜の主食になりそうです 🙂
夜の谷キャンプ村
今宵は満月。ヘッドライトなしでも谷の坂をトイレまで行けるぐらい明るい。
そして、ドドメは谷の上から見たテント村の夜景。満月の明かりとカラフルなテントを浮かび上がらせる光。予想外のキレイな夜景でした 🙂
夜明けの満月
一晩中満月だったため放射冷却のせいか朝は約4度まで気温が下がりました。寒くて眠れず、後日ダウンシュラフを購入を即決 😉
また、谷のため朝の日差しがなかなか届かず、初めてテントを乾かさずに持ち帰り自宅でベランダ干し。秋以降は現地でテントを乾かすのは早々に諦めた方が良さそうです。
まとめ
予約なしで比較的安価に徒歩キャンプで利用できるくつわ池キャンプ場。奥の谷キャンプ場や第一キャンプ場は山の中なので、山キャンプを求める方にもオススメです。
徒歩キャンパーは最初から谷キャンプ場や第一キャンプ場を目指すのが良いかと思います。こちらは車が横付けできないのでオートキャンパーからは敬遠されそうな気がします。逆に横付けできるオートキャンプ場、みどりの広場は休日やシーズン中は厳しいかと…
場所 | 末山・くつわ池自然公園キャンプ場 |
移動手段 | 電車、バス、徒歩 |
日程 | 1泊2日 |
費用 | 7,400円 |
費用明細
約7千円なので、思ったほど安くはないですね 😉 笠置キャンプ場と同じぐらい。
食費 | 2,000円 | 昼食、夕食、朝食 |
酒代 | 1,000円 | |
入園料 | 400円 | 大人1名 |
キャンプ場(テント1張り) | 1,000円 | テント持ち込み |
薪 | 1,000円 | 廃材薪×2セット |
旅費 | 2,000円 | 電車、バス、往復 |
合計 | 7,400円 |