【大阪府】クラインガルテン能勢/2021年残暑・林間ソロ徒歩キャンプ
安くて徒歩で行けるキャンプ場を探して辿り着いたのがクラインガルテン能勢。名前の通り大阪府北部の能勢町にあります。能勢町自体に初参戦です。
アクセス
まずは JR 宝塚線で川西池田駅まで北上。能勢電鉄に乗り換えるため、川西能勢口駅まで約10分ほど歩きます。いずれの駅も名前通り川西市にありますが、実は兵庫県です。知らぬ間に県境を越えていました 😉
能勢電鉄は阪急電車の子会社であり、車両のカラーも阪急と同じです。行き先の「日生中央」は耳にしたことはありますが馴染みのない地名。調べてみると、阪急と日本生命などが開発した住宅地「阪急日生ニュータウン」と川西能勢口駅を結ぶのが能勢電鉄で、日生中央駅はニュータウン側の駅です。「日生」はまさに「日本生命」のことでした。
「なるほど〜。そゆことか〜。」
能勢電鉄は山下駅で下車。ここからは阪急バスに乗り換えて山辺口(やまべぐち)バス停まで移動します。約20分ぐらいですが、かなりの距離を走ります。前述の Google Map では能勢町宿野バス停で下車するルートになっていますが、こちらで下車した方が近かったような気がしています。
山辺口バス停から徒歩で能勢町の平野部をしばらく歩いた後、山の上り坂へ。アルコール満載のキャリーをコロコロしながら、10kgオーバーのバックパックを背負っての坂道はさすがにきつい X-) さらに残暑が追い討ちをかけ、休憩しながらの行軍。
チェックイン時間に間に合うように少し急いだので大汗。約1時間歩きやっと到着しました 😉
テント設営
予約したのは水辺のほとりのA1サイト。上限2名です。平日に訪れたので料金は1泊1,650円。上の写真はA1サイトから下流を眺めた風景です。上流からの水が小さなダムでせき止められています。
Aサイトはキャンプ場入り口から少し下った場所にあり、上の写真の手前からA1、A2、A3と3つのサイトが水辺沿いに並んでいます。今回は満員で各サイト毎にテントが設営されています。通路がA1サイトの手前にあるため、奥のサイトを利用する方はA1サイトの横を通らないと上に行けません。通路を確保するため水辺寄りにテント(ツーリングドームST)を設営したのですが、狭かったので斜めにしています。水辺が砂地でペグが固定できなかったため、キャノピー・ポールのガイロープは石で固定しています。
テントからの風景はご覧の通り。目の前に澄んだ小川が流れ、昼間でも日光が届かないほどの樹木が頭上まで茂っています。残暑の時期に訪れましたが、15時ぐらいで気温21度、湿度68%と比較的過ごしやすかったです。
チェックインはスタッフの方がサイトまで来られるとのことでしたが、結局誰も来られませんでした。場内でスタッフらしき方は見かけましたが… なお、料金は事前にネット予約して前払いしているので当日の支払いは不要です。
ぷちキャンプ場紹介
いくつかキャンプ場内を紹介します。
入り口のすぐ横にある駐車場とBサイト。駐車場とサイトは分離されているので横付けできるわけではなさそうです。金曜日だったのですが、夕方頃にはかなり埋まっていたと思います。
奥まで行くと「能勢八ケ尾(のせはっかお?)キャンプ村」の看板。昔のキャンプ場をリニューアルしたのかもしれません。
小規模なキャンプ場なので炭捨て場もちんまり。 薪は販売されていないので持参しました。
トイレや水洗い場(飲用不可)、自動販売機(飲料水あり)もすべて「上」にあります。Aサイトからは、かなりいい運動になります 😉
帰り道
翌朝の帰り道は、来た道とは別の坂道を下ります。帰り道も傾斜のきつい下り坂で、キャリーカートが進みすぎて逆にしんどかった (^_^;
やっと山を下り目的の阪急・中宿野バス停に到着。たぶん写真の真ん中辺りがクラインガルテンかと。かなり傾斜があるように見えます。
中宿野バス停で乗車して、途中、宿野バス停を経由したのですが、隣のA2サイトを利用されていたソロの徒歩キャンの方が乗車されてきました。ベテランキャンパーの方に見えたので、宿野バス停の方が近かったのかもしれません。
まとめ
冬は雪も降るそうですが、逆に夏は涼しい気がします。約1時間の上り坂ありの徒歩キャンはこたえましたが、山と水辺に囲まれた静かな場所でぼ〜っとできるキャンプ場でした。
場所 | クラインガルテン能勢 |
移動手段 | 電車、バス、徒歩 |
日程 | 1泊2日 |
費用 | 8,350円 |
費用明細
少し旅費が高いですね。
食費 | 2,000円 | 昼食、夕食、朝食 |
酒代 | 1,000円 | |
キャンプ場 | 1,650円 | A1サイト、平日 |
薪 | 700円 | 広葉樹ミックス(持ち込み) |
旅費 | 3,000円 | 電車、往復 |
合計 | 8,350円 |