トートバッグで快適なバックパック徒歩キャンプ
カートなしのバックパック徒歩キャンプを始めて約1年。ソフトクーラーと薪のないキャンプ場の課題を、トートバッグで解決する目処が立ちました。
目次
カートなしバックパック徒歩キャンプ
バックパックキャンプを始めて、一番の変化はカートを使わなくなったこと。
以前は BUNDOK キャリーカート(BD-335K)を愛用していました。安くて、折り畳め、タイヤが大きく溝にはまらないのが良い所。カートなしバックパックキャンプのメリットは次の記事をご覧ください。
ソフトクーラーの課題
カートがないので、食料はソフトクーラーに入れて手持ちするようになりました。バックパックには収まらないので…
Amazon 限定の CAPTAIN STAG ソフトクーラー(6L)を愛用しています。安くて、軽く、ソロにはちょうどよいサイズです。
350ml 缶×6本を底に寝かせて、その上に食材と氷を載せてパッキング。クーラーに入らない食材などは、エコバッグに入れて両手持ちするスタイル。
ただ、持ち手が1本で持ちにくいのが欠点。また、薄いカーキ色は汚れが目立つので、電車移動する時ちょっと恥ずかしい。
薪のないキャンプ場
カートを使わない影響がもう一つ。現地で薪の調達が難しいキャンプ場に行かなくなりました。
例えば琵琶湖畔にある支那1。キャンプができる緑地ですが、無人なので薪の販売はなく、流木や落枝もないため薪拾いもできません。
ただ、個人的に焚き火はマスト。
カートを使えば薪を持ち込むことができますが、カートなしのバックパックキャンプに慣れてしまうと、できるだけカートは避けたくなります。しかし、徒歩で行けるキャンプ場は少ないため、薪がないだけで候補から外すのはもったいないです…
トートバッグで解決
それぞれの解決策を探っていたのですが…
「あっ、大きめのトートバッグ買うたらええやん。」
- 持ち手が2本あるので持ちやすい
- エコバッグも入れてしまえば荷物が1つになって持ちやすい
- ソフトクーラーを丸ごと入れたら汚れを隠せる
- 薪バッグにもなる
思いついてみれば、よくある解決策でした(汗)
トートバッグ選定
3つのトートバッグを比較検討してみました。熱に強い綿帆布、ちょうどいいサイズ、ミリタリー色、値段から、CAMPING MOON キャンバストートに決定。
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品名(出典:リンク先) | CAMPING MOON キャンバストート | STORMCROS トートバッグ | asobito キャンプバッグ |
価格(2024年2月時点) | 3,480円 (IWISS TOOLs 楽天市場店) | 3,300円 (Militant@amazon) | 5,170円 (ソトアソ@amazon) |
重量 | 560g | 不明 | 390g |
サイズ(幅×高さ×奥行) 容量 | 36×34×17cm(B4サイズ) 20,808立方cm | 35x35x18cm 22,050立方cm(20L) | 35×28×13cm 12,740立方cm |
持ち手 | 55cm (高さ26cm × 幅3cm) | 長い | 56㎝ |
材質 | 帆布(綿) | ポリエステル100% | 本体:コットン100%(パラフィン加工、綿帆布) テープ:ポリエステル100% |
色 | ベージュ | オリーブドラブ タン ブラック 陸自迷彩 | オリーブ キャメル |
備考 | メインポケット×1 メインポケット内フリーポケット フロント外側フリーポケット×1 | 自衛隊員が訓練でも使用 口が巾着 | ハンギングループ:5㎝×4本×2か所 耐荷重:15kg 底板:W33.5×D11.5cm |
CAMPING MOON キャンバストート
サイズは十分で、熱に強い綿帆布の素材。一色しかありませんが、ミリタリー寄りのベージュ色はいい感じ。値段も比較的安価。ポケットが多いのは使いやすそう。欠点がないように見えます 🙂
STORMCROS トートバッグ
[STORMCROS] ストームクロス ミリタリー バッグ トートバッグ 大容量 自衛隊 装備 迷彩 サバゲ― 20L (タン)…
色も多く、サイズも十分、比較的値段も安い。口が巾着なのも特徴。自衛隊員が使用しているのでミリタリーポイントが高いです 😉 ただ、熱に弱いポリエステル素材、持ち手が細く見えるのがマイナス点。
asobito キャンプバッグ
390gと軽く、綿帆布なので熱にも比較的強そう。ただ、奥行きが13cmと短く、値段が比較的高いのがマイナス点。
積載パターン
実際のキャンプで使ってみました。組み合わせる荷物の重量と中身は次の通りです。
- ソフトクーラー:約3kg:350ml 缶×6本(約2.1kg)、食材、保冷剤
- エコバッグ:約2kg:追加の食材、調理器具など
- 薪:約3kg:CAINS 薪0.5束
長時間歩く場合は 6kg ぐらいが限界です。すると、積載パターンは次の通り。
- 薪+ソフトクーラー(約6kg)
- 薪+エコバッグ(約5kg)
- ソフトクーラー+エコバッグ(約5kg)
薪+ソフトクーラー
トートバッグの底に薪をイン。カインズ 広葉樹 薪 約35cm がちょうど収まります。
薪は 0.5束ですが、広葉樹なので、節約すれば一晩の焚き火はなんとか持ちます。
ソフトクーラーを上に載せます。ソフトクーラーはすっぽり収まって外からは見えないので、多少汚れても問題ありません。
高さ34cmにピッタリ収まります 🙂
まとめ
気になっていたソフトクーラーの持ちにくさと汚れ、薪を持参できず行かなくなったキャンプ場。トートバッグ一つで、これらの問題を一気に解決する目処が立ちました。