自作ULランタンスタンド
ULキャンプ道具の第五弾はランタンスタンドです。壊れた Moon Lence アウトドアチェアのフレームを再利用してULランタンスタンドを自作してみました。重量は約142gです 🙂
ULキャンプ道具
バックパックキャンプを目指してULキャンプ道具に装備を変更していきます。軽量&コンパクト、そしてミリタリー、コスパがキーワードです。
ランタンスタンド変遷
バックパックキャンプを始めるまでは、キャリーカートのポールやテントのキャノピーポールに100均のランタンフックを引っ掛けてLEDランタンを吊るしていました。特にカートは位置を調整しやすいので重宝していました 😉
ただ、バックパックキャンプを始めると、カートがなくなり、軽量化を意識して不要な時はポールも持たないことが多くなりました。仕方なくテントにLEDランタンを吊るしてみると距離が遠いので手元が暗く、代わりにヘッドライトを使うと明るいのですが宴会中は邪魔になります。
色々と考えた結果、ランタンスタンド導入の運びとなりました。もちろん軽量&コンパクトなULランタンスタンドが条件です。
製品との比較
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品名(出典:リンク先) | 自作ULランタンスタンド | FLYFLYGO ランタンスタンド | huanbush ランタンスタンド |
価格 | 110円 (seria ステンレス LEDランタンフック) | 2,280円 (amazon) | 3,780円 (amazon) |
色 | ブルー | ブラック | ブラック |
素材 | ポール:A7075ジュラルミン(超々ジュラルミン) キャップ:ゴム 修理アルミポール:アルミ ステンレス LEDランタンフック:ステンレス | ポール:アルミ ランタンハンガー:ステンレス ペグ:スチール | 吊り下げフック及び補助ペグ:ステンレス鋼 伸縮ロッド:アルミ合金 接地プラグ:アルミ合金 |
梱包サイズ(縦×横×高さ) | 34.5 x 6.4 x 2.5 cm | 36.1 x 5.3 x 5.2 cm | 32.4 x 10 x 2.5 cm |
重量 | 142g | 340g | 100g |
展開高さ | 98.5cm | 124cm | 約73.9cm・98.7cm・最大123cm (3段階調節可能) |
セット内容 | ポール×4(外径13mm) キャップ×1 修理アルミポール×1 ステンレス LEDランタンフック×1 | ポール×1 ランタンハンガー×2 ペグ×1 収納ケース | 吊り下げフック×1 補助ペグ×1 伸縮ロッド×1 接地プラグ×1 収納ケース |
お気に入りのバックパックキャンプ系 You Tuber の方などの情報を参考に、FLYFLYGO と huanbush のランタンスタンドをピックアップしました。特に huanbush は100gとかなり軽量で惹かれます。
ただ、これまでランタンスタンド自体を持っていなかったこともあり、いずれの商品も2,000円以上なので購入には少し抵抗がありました…
最終的に選んだのは自作ULランタンスタンド。もしうまくいかない時は既製品を買うことにします 😉
作り方
メインとなる材料は壊れた Moon Lence アウトドアチェアのフレーム。写真の赤枠の背もたれを構成する2本の長いポールを再利用します。ポールの材質はA7075ジュラルミン(アルミニウム合金)ですが、連結式のアルミポールであれば代用できると思います。
以前、Moon Lence アウトドアチェアのフレームを無償修理(交換)したことがあり、この時の壊れたフレームを部品取りのため保管していたので再利用しました。詳細は次の記事をご覧ください。
まず、Moon Lence アウトドアチェアのポールを繋いでいるショックコードを切って4本の短いポールに分解します。元々つながっていた2本のポールは連結式なのでオス・メスに分かれます。上2本がメス、下2本がオスです。
次に上2本のメス同士を連結できるように修理アルミポールを一方のメスに半分ぐらいまで差し込みます(上から2本目)。ご覧の通りシンデレラフィット 🙂 測ってみると修理アルミポールの外径は11mmでした。
この修理アルミポール、実はツーリングドームSTメインポールをアルミ製に交換した時に購入した WEANAS テントポール アルミポールのおまけ。ロゴが半分見えてます 😉
最後に Moon Lence アウトドアチェアの接地面を保護していたゴムキャップを流用して一方のオス・ポールの連結しない方に押し込みます。もちろんピッタリ。これは地面に固定する時に上からハンマーなど硬いモノで叩くので保護のために取り付けました。
設営方法
上2本のメスポールを修理アルミポール(上から2本目・右端)で連結します。連結したメスポールの両側に下2本のオスポールを差し込みます。
連結すると 98.5cm の1本の長いポールになります。
ポールを立てる位置にペグで穴を開けます。
穴にポールを差し込み、ハンマーなどで上から軽く叩いて地面に打ち込みます。ただ、ポールを垂直に立てるのが難しい。いい方法がないか試行錯誤中です。
最後に100均のランタンフックに LEDランタンを掛けて完成です。
地面の状況によりますが最大ポール1本分(約25cm)が地面に埋まるのでランタンの高さは約70cmぐらいです。NINJA FIRESTAND Solo の焚き火料理を照らすには問題ない高さです 😉
写真は Beszing ledランタン(amazon、2,599円、2021年12月時点)です。暖色があってUSBバッテリーにもなるので重宝しています。少し重くて(194g)若干大きいのが残念ですが…
ランタン, Beszing ledランタン 光色・輝度記憶搭載 3色切替 無段階調光 電球色 自然白 昼白色 5200mAh USB…
収納サイズ
収納は余ったショックコードを輪ゴムにしてまとめただけ。重量は約142gでした。長さは修理アルミポールを差した一番長いポールが34.5cm。サイバトロンに余裕で収まります。
ハンガーラック兼用
自作ランタンスタンドに、ダイソーのツールバンド(AGAX、14cm、2本、耐荷重:200g、110円)を巻き付けて、ハンガーラック兼用にしてみました。
ツールバンドはバックルが付いているので、バンドを通すと輪になります。また、中心に針金が入っているので自在に折り曲げることができます。
輪の中にポールを通して、フックの形に折り曲げます。表面はゴム製なので、輪をキツく締めれば固定できます。
鍋やシェラカップ、水筒などの置き場所が、やっと見つかりました。安くて、かさばらず、軽量なので最高のハンガーラックです 🙂
まとめ
眠っていたパーツを活用してULキャンプ道具ができたので、かなり満足しています 🙂