【滋賀県】マキノ高原キャンプ場@奥琵琶湖/2024年初秋の林間バックパック徒歩キャンプ再始動

2024年は35度を超える残暑が続いていましたが、9月下旬になり、やっとキャンプができる気候になりました。キャンプシーズンの開幕は、涼しい気候を期待して、遅咲きの桜が楽しめる滋賀県のマキノ高原キャンプ場へ、バックパックを背負ってソロで徒歩キャンプに行ってきました。

テント設営@林間サイト

【滋賀県】マキノ高原キャンプ場@奥琵琶湖/2024年初秋の林間バックパック徒歩キャンプ再始動

平日金曜日の昼過ぎにチェックイン。ただ、残念ながらの曇り空。

テントは、以前目星をつけていた林間サイト(フリー)の川沿いに設営。Google Map のピンの辺りです。

【滋賀県】マキノ高原キャンプ場@奥琵琶湖/2024年初秋の林間バックパック徒歩キャンプ再始動

周囲を木々に囲まれたこの場所は、ソロキャンプにはぴったりの隠れ家のような空間です。ソロドーム1のテントは、狭いスペースでもすぐに設営でき、その機動力が役立ちました。

天気予報では北西からの風速3〜4mの風が予想されていたので、テントは風を背にする形で設営。予報通り、山から吹いてくる風が徐々に強くなってきました。2022年初秋のマキノ高原でも同じ風が吹いており、この時期の特徴かもしれません。

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こちらは、テントから見える景色。ちょうど、川が正面に見えます 🙂 川沿いの桜の木は少し色づいていました。

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左:常設テントサイト、右:ソロドーム1

キャンプ場のリーフレットには、常設テントサイトの近くでは持ち込みテントを張らないように注意書きがあります。ただ、この川沿いの区画は少し近い距離にあります。あいまいだったので、受付のスタッフの方に確認してみました。

スタッフの方

「ウッドデッキに常設テントを設営して、その前にタープを張れるぐらいのスペースを確保できればOKです。」

「ウッドデッキから 4M ぐらいですかね。」

上の写真の通り、ソロドーム1と十分な距離があり、間に樹木もあるので問題ないと判断しました。また、翌日の土曜日 午前中、スタッフの方がテントを設営されていましたが、邪魔になるようなこともありませんでした。

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ただ、夜になると常設テントサイトの街灯が、予想以上に明るかったです。テントの後方だったので、雰囲気が壊れるようなことはありませんでした。

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トイレ@林間サイト上流

この区画からだと、川の上流の橋を渡ったところにあるトイレが一番近いです。前回と同じく、このトイレも個室は洋式のシャワートイレ付きでした。

「やるな、マキノ高原」

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ゴミステーション

あと、林間サイトにあった専用のゴミ置き場が撤去されていました。他のサイトと同じく、キャンプ場入り口近くのゴミステーションまで運ぶ必要があります。特に不便ではないので、問題ありません。

初秋の川遊び

テントを設営した後、30度を超える暑さを我慢できず、すぐそばの川で水遊び。裸足で川の中に入ると、夏の名残が感じられる冷たい水が心地よかったです。

ただ、上流の橋の下まで歩いていくと、今度はお腹が冷えてしまい、慌ててトイレに駆け込みました(汗)

スズメバチ再び

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テントでゆっくりしていると、近くを飛び回るスズメバチを発見。周囲を調べると、テント右側の木の樹液がスズメバチの餌場になっています。

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樹液を吸うスズメバチ

2024年初夏の杜のテラス@大阪府能勢町で遭遇して以来の再会です。

2〜3匹のススメバチが飛んできては樹液を吸い、飛び去るルーチンを繰り返します。たまにテントの近くを飛ぶこともありましたが、攻撃してくることはなかったので、結局そのまま過ごしてしまいました…

林間サイトのいくつかの木には、ペットボトルがぶら下げられています。よく見ると、下に溜まった液体にはスズメバチが浮かんでいます(恐)

クリックするとスズメバチトラップ(スズメバチ入り)
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スズメバチトラップ

これはスズメバチトラップ。ペットボトルの上方の側面に入り口になる穴があり、中の液体は誘引剤と呼ばれるエサ。4月〜5月に女王バチを捕獲して巣を作らせないために設置し、6月以降は働きバチが寄ってくるので撤去した方がよいとのこと…

翌日、常設テントサイトの設営をされていたスタッフの方が、近くの木にスプレーしているのを見かけました。スズメバチが寄らないよう予防していると推測。

調べてみると、実際に使用されたものとは違いますが、「スズメバチサラバ」と呼ばれる画期的なスプレーがありました。スズメバチは益虫でもあり、このスプレーは殺さずに攻撃本能を消失させる(*1)とのこと。少し高価ですが、100ml でわずか 120g と軽量なので1本常備してもいいかもしれません。

スズメバチサラバ 100ml 1本

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宴会

【滋賀県】マキノ高原キャンプ場@奥琵琶湖/2024年初秋の林間バックパック徒歩キャンプ再始動
針葉樹 800円

マキノ高原の薪は1,000円前後と高めだったのですが、針葉樹のみの販売となり、値段も1束800円と少し安くなりました 🙂 売店の薪売り場もリニューアルされて、キレイになっています。ただ、残念ながら、前回購入した木っ端(広葉樹、400円)は販売されていませんでした。

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今宵の宴会メニューは、キャンプシーズン開幕を祝って焼き肉で乾杯 🙂 しいたけを添えてシンプルメニュー。

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ご飯も炊きました。少し焦げて柔らかめでしたが(汗)、味は問題なし。

焚き火の炎でチビチビやりながら、熾火を作ります。いい感じの熾火ができたところで、網を乗せて肉としいたけをオン。秋の虫の声を聞きながら、ジュウジュウ焼き肉。

「うま〜」

ひとしきりソロ宴会を楽しんだ後、寝る準備。少し暑く感じたので、テントのキャノピーを開けたまま寝たのですが、03:30 頃に寒くて目が覚めました。気温は22.5度。それほど寒い気温ではありませんが、やはり夜は冷たい空気が降りてくるようです。キャノピーを閉めて寝袋に潜り込むと、寒さは問題なくしのげました。

レトルトカレーリベンジ

翌朝は、昨晩の残りご飯とレトルトカレーを朝食に。以前、安価なレトルトカレーに失望したのでリベンジです。吟味した「銀座カリー中辛」で挑み、完全勝利しました 😉

「カレーのグツグツと煮える感じが、たまらん。」

銀座カリー 中辛 180g×5個

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【滋賀県】マキノ高原キャンプ場@奥琵琶湖/2024年初秋の林間バックパック徒歩キャンプ再始動

夜の薪が余ったので朝焚き火しましたが、気温22度では暑く、焚き火台から離れて鑑賞(汗)やはり、20度未満にならないと、快適な焚き火は厳しいです。

まとめ

マキノ高原でのキャンプシーズンの開幕は、川遊びで冷えてしまったり、焚き火が少し暑かったり、それでも深夜の空気は寒かったりと、初秋の気候に翻弄された1泊2日となりました。また、スズメバチとの再会には少し肝を冷やしました。携帯スプレーなど何らかの対策を考えたいと思います。

場所マキノ高原キャンプ場
移動手段電車、バス、徒歩
日程1泊2日
ベースウエイト10.98 kg(夏装備)
手持ちウエイト2.2 kg(食料含まず)
気温と湿度13時:気温30.0度、湿度66%
17時:気温25.3度、湿度77%
03時:気温22.5度、湿度84%
07時:気温22.1度、湿度88%
費用10,200円

費用明細

食費2,000円夕食、朝食
酒代1,000円
徒歩1,500円全サイト共通(今回は高原サイト)
美化協力金500円
薪(針葉樹)800円
旅費4,400円電車、バス、往復(JR:大阪〜マキノ、高島市コミュニティバス:マキノ駅〜マキノ高原温泉さらさ)
合計10,200円