ツーリングドームST メインポール アルミ製に交換して軽量化
Coleman ツーリングドーム STのメインポールを既製品アルミ製ポールに交換して約 340g 軽量化。その後 Coleman 純正アルミポールが発売されましたが…
メインポール破損
ツーリングドーム STのテントを購入してから約1年半、40回以上使用しています。
まさに雨の日も風の日も一緒に過ごしてきたのですが、メインポールが段々と折れ始めガムテープで補強しながら凌いでいました。しかし、強風の支那1@琵琶湖でノックアウト。
最終的にメインポール2本の一方が1ヶ所、他方が2ヶ所折れてしまいました。ガムテープ補強で凌いでいる間も、テントの形が歪んでしまいインナーテントの出入り口チャックが開け閉めしにくい状態でした。

ツーリングドーム STは重量4.4kgと重いため、ポールをアルミ製に交換することで軽量化を図ることができるとの情報があり興味を持っていました。今回、メインポールのみアルミ製に交換。フロントポールは一度ショックコードを交換していますが継続利用です。
交換部品

主役のアルミポールは “WEANAS テントポール アルミポール”を購入。重量はツーリングドーム ST純正メインポールが約760g(実測値)、WEABS アルミポールが約420g(梱包サイズ)ですので約340g軽くなります。持った感じは「軽っ」と実感できるレベル 🙂
あと、アルミポールとインナーテントのフロントを簡単に接続するために修理アルミポール(赤4本)とゴムアンカーを購入しています。黒の修理アルミポール1本はWEABS アルミポールの付属品です。
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商品名 | 仕様 | 金額 | 販売元 |
WEANAS テントポール アルミポール | 343cm*2本(11節) 直径8.5mm 梱包サイズ:36.9 x 25.3 x 4.6 cm; 420 g アルマイト酸化皮膜加工のジュラルミン製 | 3,299円 | WEANAS (amazon) |
Azarxis テントポール 修理 アルミポール | 適用ポール径8.5mm ‐ 10.5mm 陽極酸化7001T6航空アルミ材料 長さ:13cm、外径:13mm、内径:11mm、重量:12.5g(1本あたり) アルミニウム レッド – 4本入り | 590円 | Azarxis (amazon) |
八幡ねじ ゴムアンカー Q-4 4本入 | [下穴]径9.3~9.6mm [取付けねじ長さ]取付け物厚+14.5mm 4本入 EPDMゴム | 348円 | CAINZ(店舗) |
合計 | 4,237円 | 2022年2月時点の金額 |
交換部品の合計金額は4,237円。ツーリングドームST用メインポール(1pcs)2,860円(税込み、2022年2月時点)を2本買うと5,720円なので約1,500円安価です。
同じ寸法のアルミポールが他にもあるようです。ご参考までに。
修理アルミポール取り付け
純正グラスファイバー(以下FRP)ポールの長さが346cm、交換アルミポールが343cmと3cm短いため足らずを修理アルミポールで補います。
また、純正FRPポールは端がメス、インナーテントのフロント接続部分がオスになっています。しかし、交換アルミポールは端が逆にオスになっているため、修理アルミポールをインナーテント側に取り付けてメスにすることで接続します。
ゴムアンカー切断
まず、ゴムアンカーのネジ受け部分をハサミで切断します。切断しないと、インナーテントのオス部分が入りません。


ゴムアンカー取り付け
インナーテントのオスをゴムアンカーに入れます。シンデレラフィット 🙂

修理アルミポール取り付け
修理アルミポールをゴムアンカーに取り付けます。

ピッタリのサイズ(ポール内径11mm)に感動 🙂 先人の方の情報に本当に感謝です m(_ _)m そのままでは少し抜けやすいので、接着剤をつけるとさらに安心です。

交換したアルミポールと接続するとこんな感じです。ペグとお揃いの赤がかっこいい 🙂
完成

インナーテントに取り付ける時、純正FRPポールより弾性が強いので少しだけ力を入れて曲げる必要があります。取り付けにくいことはなく、逆に弾性が強くなったことでテントが丈夫になった気がします。もちろん、出入り口のチャックもスムーズに開閉できます。

交換前はテントが歪んでいましたが、ビシッとフライシートを張ることができるようになりました。テントが生まれ変わりました。感動です(涙)
Coleman 純正アルミポールセット
2022年、Coleman から純正のツーリングドーム用アルミポールセットが発売されました。ST用・LX用があります。
この記事ではSTのメインポールだけ交換して4,237円でした。フロントポールも交換することを考えても、ST純正品の11,000円(amazon、2022年時点)は少し高いかもしれません。ただ、純正品は安心感があり、苦労せずに600g軽量化できるのは魅力ですね。最初からアルミポール版をトータル金額を安くして販売すればいいような気もしますが…
まとめ
アルミポールに生まれ変わったツーリングドームSTと約9ヶ月、多くのキャンプ場を共に過ごしてきました。無理な力を加えて1本のメインポールが少し曲がってしまいましたが、その他は問題なく順調に使えています 🙂
その後 Coleman 純正アルミポールが発売されました。次に交換する時、少しでも安く既製品を組み合わせるか、安心の純正品を購入するか迷いそうです (^_^;