rmete コンロ焚火台を NINJA FIRESTAND Solo にして軽量化
ULキャンプ道具の第四弾は焚火台です。rmete バーベキューコンロ 焚火台(以下 rmete コンロ)を NINJA FIRESTAND Solo(以下 NINJA Solo) にリプレースして実測で約409gの軽量化を実現しました。ただ、NINJA Solo で使われているステンレスメッシュ火床は消耗品なので注意が必要です。
ULキャンプ道具
バックパックキャンプを目指してULキャンプ道具に装備を変更していきます。軽量&コンパクト、そしてミリタリー、コスパがキーワードです。
目次
焚火台の選定
(横スクロール)
品名(出典:リンク先) | NINJA FIRESTAND Solo | Belmont 焚き火台 TABI BM-263 | ピコグリル 398 |
価格 | 10,450円 (2023年3月時点、 登山とキャンプ用品のさかいや@楽天) | 11,000円 (2023年3月時点、amazon) | 14,000円 (2023年3月時点、amazon) |
重量 | 400g 本体:275g 収納ケース、火吹き棒、五徳含む | 423g 本体:約299g 側板:約29g 網:約96g | 495g フレームと火床:365g 収納ケース:50g 串:40g(1本) |
製品サイズ(D×W×H) D×W×H | 250 × 350 × 250 mm 21,875,000立方mm | 237 × 360 × 170 mm 14,504,400立方mm | 250 x 380 x 250 mm 23,750,000立方mm |
収納サイズ(D×W×H) D×W×H D×W | 100 × 400 × 20 mm 800,000立方mm 40,000平方mm | 178 × 360 × 15 mm 961,200立方mm 64,080平方mm | 235 x 335 x 10 mm 787,250立方mm 78,725平方mm |
材質 | ステンレス | 本体:チタニウム、18-8ステンレス 収納袋:ナイロン | ステンレス鋼、高強度 |
耐荷重 | 約4kgまで | 火床15㎏、網5㎏ | 最大2.5Lの鍋 |
最初、有力だったのはピコグリル398。最近は「パチグリル」と呼ばれる安価な模倣品もありますが、せっかく買うなら本家と考えていました。
次に候補に上がったのが TABI。よく見るキャンプ系 You Tuber の方が利用されており、コンロっぽく見えるサイドプレートが気に入りました 🙂 この時点では、ほぼ TABI に決定していました。
最後の候補は NINJA Solo。こちらは複数の徒歩キャンプ系 You Tuber の方が使用されており、かなりの高評価。最初はステンレスメッシュの火床に違和感を持っていましたが、何度も見るうちに見慣れてしまいました 😉 また一番安くて最軽量。そして一番の特徴は収納サイズ。メッシュの火床が3つに折りたためるので、収納時の面積がかなり小さくなります。
憧れのバックパックキャンプを実現するために、最軽量で収納サイズが格段に小さい NINJA Solo に決定しました 🙂
新旧比較
(横スクロール)
品名(出典:リンク先) | rmete バーベキューコンロ 焚火台 | NINJA FIRESTAND Solo | UL後の差分 |
価格 | 1,799円 (2020年10月時点、amazon) | 10,450円 (2023年3月時点、 登山とキャンプ用品のさかいや@楽天) | +8,651円 |
重量 | 800g 本体×1 炭受け×1 ゴトク×1 ロストル×1 炭ストッパー×1 収納バッグ×1 | 400g 本体:275g 収納ケース、火吹き棒、五徳含む | -400g |
製品サイズ(D×W×H) D×W×H | 155 x 200 x 180 mm(B6) 5,580,000立方mm | 250 × 350 × 250 mm 21,875,000立方mm | +16,295,000立方mm |
収納サイズ(D×W×H) D×W×H D×W | 155 x 200 x ??? mm – 31,000平方mm | 100 × 400 × 20 mm 800,000立方mm 40,000平方mm | – +9,000平方mm |
材質 | ステンレス鋼 | ステンレス | – |
耐荷重 | – | 約4kgまで | – |
rmete 焚火コンロ
rmete コンロはキャンプデビューの時に初心者向け焚き火台とのことで購入。約2年半使用しました。いわゆるB6サイズのコンロ兼焚き火台。薪を必ずノコギリで半分に切る必要がありますが、それもキャンプっぽくて気に入っていました 😉 安くて丈夫で今も現役。入門用としてはいい買い物でした。
B6サイズですがソロ用コンロとしては十分な大きさ。少し大きめの鍋を乗せても安定しています 🙂
NINJA FIRESTAND Solo
NINJA Solo は初めての本格的な焚き火台。やっとキャンパーらしくなりました 😉 噂通り火床の面積が大きく通常の薪がそのまま使えます。また火床の下が空いているので、薪置き場にちょうどいいですね。湿った薪も乾かせるし 🙂
五徳は、ご覧の通り幅の狭いコの字型。rmete コンロに慣れていると安定感に不安があります。
はい、不安的中。
「ああ、俺のタマゴが…」
初焚き火で転倒事故が発生 (T_T) 五徳を1つ追加購入して安定させることも考えましたが、重くなってしまうので却下。まあ慣れて気をつけるしかありません。
NINJA Solo になって出来るようになったのがグリル調理。火床の下に食材を置けばグリル調理ができます。スーパーで安く販売されているピザを焼いてみましたが、めっちゃええ感じの出来上がりでした 🙂
「冬にはグラタンとか食べてみたいなあ。」
こちらは炊けたご飯をクッカーにいれたまま火床の下で保温しています。他にもいろんな使い方ができそう 😉
製品サイズ比較
上から見ると火床の広さがよくわかります。rmete コンロは文字通り「コンロ」の大きさで、NINJA Solo が本来の焚き火台の広さだと実感しました。
高さは NINJA Solo の方が高く、rmete コンロが NINJA Solo の下にすっぽり収まります。奥行きは rmete コンロは NINJA Solo の約3分の2です。
幅も奥行きと同じく、rmete コンロは NINJA Solo の約3分の2です。
収納サイズ比較
購入の決め手となった NINJA Solo の収納時の面積は40,000平方mm。rmete コンロは31,000平方mmなので、実は収納時面積は少しだけ広くなっています 😉
NINJA Solo 収納の工夫
使い始めてしばらくすると、収納時に火床の角が外側に折れて袋に引っ掛かってしまい、うまく収納できなくなりました。写真のように底に入れる方の角を100均のダブルクリップ(中)で挟むと比較的楽に収納できるようになりました 🙂
しばらくはダブルクリップで凌いでいたのですが、やはり収納しづらく毎回ストレスを感じていました。仕方なく余っていた別のキャンプ道具の収納袋に代えました。たしかソロドーム1のポール収納袋。これなら余裕があるので出し入れも楽です。NINJA FIRESTAND Solo のロゴが入った収納袋がカッコよかったのですが残念です…
収納重量実測
rmete コンロのカタログ値では800gですが実測値は780gと約20g軽くなっています。
NINJA Solo は火吹き棒を含まない収納状態で約371gです。火吹き棒は100均の方が使いやすいので 😉 カタログ値は400gなので火吹き棒の 29g だけ軽くなっています。
結果、収納状態での重量は NINJA Solo が rmete コンロより約409g 軽い結果になりました。
ノコギリいらず?
rmete コンロはB6サイズなので通常の薪を使う場合はノコギリで半分に切断する必要があります。愛用のノコギリは「高儀シャークソー愉し火 180mm」(amazon, ¥2,513、2021.11時点)。約2年以上ブレードを交換することなく使っています。軽量&コンパクトでミリタリー系のオリーブ色がお気に入り 🙂
NINJA Solo は火床の幅が広いので通常の薪をそのまま使えます。ノコギリいらずになるので、シャークソー約217g分を追加で軽量化することができます 🙂
確かに、左右のいずれかの端に枕木を置き、その上に横向きに薪を並べる並列型なら薪をそのまま使えます。ただ、井桁型や合掌型にするなら薪をノコギリで半分に切らないと難しい気がします。
バックパック重量に余裕がある場合は、ノコギリも持参した方がよさそうです。
悲報:NINJA Solo ステンレスメッシュ火床の穴
NINJA Solo を使い始めてから約7ヶ月後、約14回使用して火床のステンレスメッシュにひび割れのような穴が空きました (T_T) 詳細は次の記事をご覧ください。
ステンレスメッシュ火床が消耗品だと分かっていたら、別の焚き火台を購入していたかもしれません…
まとめ
軽量&コンパクトな NINJA FIRESTAND Solo を装備できるようになったので、バックパックキャンプに行く回数が増えました 🙂 今ではマストアイテムです。
しかし、使い始めてから約7ヶ月後、ステンレスメッシュ火床に穴が開いてしまいました。ステンレスメッシュ火床は消耗品だったのです… コスパを重視される方は十分に留意してください。