【断念】オイルランタンと徒歩キャンプ

お泊まりキャンプを始めて、すぐに購入した憧れのオイルランタン。ただ、公共交通機関に燃料を持ち込めず、徒歩キャンプの同伴は断念することになりました…

本記事は、専門知識をもたない個人により作成されたものです。 正確な情報は、必ず各公共交通機関にご確認ください。

CAPTAIN STAG UK-505 CS オイルランタン<小>

お泊まりキャンプ始めたら、買おうと決めていた憧れのオイルランタン。徒歩キャンプでも使えるよう、軽量&コンパクト、お手頃な値段の CAPTAIN STAG UK-505 CS オイルランタン<小>を購入。

「ノスタルジックで、めっちゃ好きやわ〜」

  • CAPTAIN STAG UK-505 CS オイルランタン<小>(ブロンズ)仕様
    • 金額:2,340円(amazon、2021年7月時点)
    • 製品サイズ(約):幅120 × 奥行100 × 高さ190mm(本体のみ)
    • 重量(約):250g
    • 容量(約):120ml
    • 使用燃料:白灯油、ランタン用パラフィンオイル

オイルランタンを何度も使っていると、徐々に芯が短くなります。<小>サイズなので、汎用品の替え芯は使えなさそうだったので、専用のオプション品を購入しています。

オイルランタンは、合成繊維のスエードでくるみ、セリアの「バックル巾着サック」に入れバックパックに外付けしています。

ある日、キャンプに出発しようと自宅を出ようとした時、オイルランタンが自宅の玄関ドアに激突してしまいホヤが粉々に… ホヤは、光源となるマントルを風や衝撃から守るガラス製のカバーです。交換のため、オプション品のホヤを購入しました。それ以来気をつけているせいか、再発はありません。

オイルランタンの燃料

燃料は、白灯油(はくとうゆ)とパラフィンオイルが使えます。

白灯油は、一般的にガソリンスタンドで販売されている灯油のこと。パラフィンオイルと比べて価格が圧倒的に安いのですが、ガソリンスタンドにポリタンクを持って少量を買いに行くのは敷居が高く、自宅に保管するのもなんとなく怖いので断念。

パラフィンオイルは、石油を蒸留して精製された液体で、灯油よりも引火点が高く、不揮発性であるため、持ち運びしやすく、煤(すす)が出にくいのが特徴です。アウトドアショップ・ホームセンター・オンラインストアなどで販売されています。

高価ですが、入手しやすく、比較的安全なパラフィンオイルを使っています。

STAR(スター) スター パラフィンオイル2L 12876

STAR(スター) スター パラフィンオイル2L 12876

2,150円(06/02 03:25時点)
Amazonの情報を掲載しています

公共交通機関への燃料持ち込み

自転車移動だけのキャンプでは問題ないのですが、電車などの公共交通機関を利用する場合は、燃料の持ち込みはNGと考えた方がよさそうです。

公共交通機関への手回り品の持ち込みルールは、各社で異なります。正確な情報は各社に、お問い合わせください。ここでは、代表的な公共交通機関であるJRのルールをベースに記載しています。

手回り品

持ち込めない荷物

(危険品について)

ただし、ガソリン、灯油、経由などの可燃性液体そのものは、量や保管方法にかかわらず、車内への持ち込みはできません。

【出典】手回り品 – 持ち込めない荷物JRおでかけネット

ガソリンをはじめとする可燃性液体そのものは、量に係わらず、車内への持ち込みができなくなります。

【出典】鉄道車内に持ち込める手回り品のルールの一部改正についてJR西日本

灯油やパラフィンオイルは、上記の可燃性液体に該当します。

灯油は明記されているため、明らかにNG。パラフィンオイルの記載はありませんが、「可燃性液体そのもの」であるためNGの可能性が高いと考えられます。

ベビーオイルで代用

ネットで、ダイソーのベビーオイルが燃料になるとの情報があり、試してみました。ベビーオイルは化粧品類と考えられる(*1)ので、2リットル以内または容器を含む重量が2キログラム以内であれば、JRのルールでは持ち込めます。

*1:正確な情報は、各公共交通機関にお問い合わせください。

しばらく芯に染み込ませてから着火すると、オレンジ色の灯りがつきました。ただ、すぐに芯が燃え尽きてしまいます。何度か試してみましたが、同じ結果でした。

残念ながら、ベビーオイルを燃料にはできないと判断しました。

まとめ

オイルランタンの灯りはキャンパーのロマン枠にぴったりですが、可燃性液体を燃料とするため、公共交通機関には持ち込めず、徒歩キャンプとは相性が悪いようです。

あきらめて、自転車キャンプと自宅で楽しみたいと思います(泣)