【兵庫県】知明湖キャンプ場(川西市)/2022年晩秋と初霜のソロ徒歩キャンプ〜前編〜
2022年晩秋、兵庫県川西市の知明湖(ちみょうこ)キャンプ場にソロで徒歩キャンプに行ってきました。兵庫県で初キャンプ 🙂 前編/後編でお届けします。
アクセス
知明湖キャンプ場のある川西市は兵庫県の南東部にあります。大阪府の最北にある能勢町の隣町。そう、実は前週訪れた「杜のテラス」と途中まで経路は同じ 😉
まずは大阪からJR宝塚線で北上し川西池田駅で下車。前週と同じくJR川西池田駅からプロムナードを通って川西能勢口駅に向かい、駅近くのスーパーで買出し。
川西能勢口駅からは能勢電鉄に乗り換えて山下駅へ。ここまでは杜のテラスへの経路と同じです。知明湖キャンプ場へは山下駅で乗り換えて終点の妙見口(みょうけんぐち)駅で降ります。川西能勢口駅から妙見口駅までの直通電車もあるので、時間が合えばこちらの方が便利です。
お次は妙見口駅からケーブル黒川駅まで阪急バスで移動。妙見口駅のバス停は駅のホームのすぐ前にあります。改札を出て駅前から右にグルッと回り込んで少し歩くとバス停が見えてきます。
2024年3月29日(金)をもって、阪急バス ケーブル黒川駅の停留所は廃止されました。妙見口駅から知明湖キャンプ場へのアクセスは、徒歩(約40分)のみとなりました。
知明湖キャンプ場のすぐ隣にある黒川ダリヤ園までの路線もあるのですが、1月1日〜3日、3月15日〜9月下旬、11月上旬〜12月1日までの休日(日祝日)のみ運行されます。時刻表が非常に複雑で説明が難しい(汗)ので阪急バスの時刻表をご確認ください (>_<) 今回はシンプルな時刻表の平日運行路線でケーブル黒川駅で下車し、そこから徒歩で知明湖キャンプ場に向かいます。
妙見口駅からケーブル黒川駅まではバスで約3分程度。ただ、徒歩だと5.6%の勾配を約20分ぐらい登る必要があるので、可能であればバスを利用した方が楽です。
ケーブル黒川駅で下車してバス通りから少し道を入ると、バス停の名前通りのケーブルカーの駅が見えます。バーベキューテラスや足湯などが整備された里山「妙見の森」へのアクセス経路とのこと。残念ながらキャンプ場はないみたいです。
かわいいケーブルカーときれいな駅。
「乗ってみたいなあ〜」
先を急いでいたのでスルーしましたが、この時期はケーブルカーから見る紅葉が見頃だったと後から知りました (T_T)
ケーブル黒川駅からキャンプ場までは車道沿いの歩道を下ります。ほとんどは歩道があり車も少ないので概ね問題ありません。ただ、車のスピードが出ていることが多いので気をつけてください。
道を下りきって左に道を曲がった先にキャンプ場の看板が見えてきます。隣の黒川ダリヤ園は閉鎖中でした。
テント設営
2022年の知明湖キャンプ場は11月23日(水)に夏キャンプ予約が終了し、12月2日(金)〜3月12日(日)は冬キャンプ期間です。この期間は金・土・日・祝・祝前日のみの受付で平日は予約できません。
今回は偶然にも冬キャンプ初日の12月2日(金)14時頃にキャンプイン。冬キャンプ期間は14:00〜16:00にチェックイン、13:00がチェックアウトです。夏キャンプ期間は時間が異なりますのでホームページで確認してください。知明湖キャンプ場の夏キャンプと冬キャンプは別物と考えた方が良さそうです。
テントはキャンプ場一番奥のEサイト(参考:キャンプ場マップ)に設営。知明湖キャンプ場は全面フリーサイトです。景色を優先して遠くに山が見える川べりを選びました。15時頃に設営しましたが、Eサイトの半分から奥は山の影になって少し寒いぐらいでした。
Eサイト奥に続く川べりは幅が狭くツーリングドームSTをできるだけ川側に寄せています。人が通るには問題ありませんが、道行く人の気配が半端なかったです (^_^; 景色を気にせず、もう少し広いところに張った方がよかったかも…
また、残念だったのは対岸のFサイト周辺が工事中だったこと。重機、川の中の大量の砂利、川べりに張られたロープが目に入って少し残念な景観でした…
ぷちキャンプ場案内
入り口を入るとすぐに管理事務所があります。ネットで氏名や住所を入力して予約済みだったのですが、受付で紙の申請書に改めて氏名などを記入する必要があります。ネットの申請情報を連携してくれると手間が減って助かるのですが… 料金は現地払いです。
トイレはDサイトとEサイトに1ヶ所ずつあります。Eサイトのトイレの前はテント設営できる場所のため生垣で目隠しされています 🙂 多機能トイレは温水シャワートイレ付きでした。
炊事棟はBサイトに1棟、Cサイトに2棟、Eサイトに1棟あります。お湯は出ませんが蛇口の数は十分にあり、備え付けの洗剤もあります。
何故だか炭捨て場は至るところにあります 😉
野性の王国
Eサイトに入ると至るところに鹿のフンが転がっていました (^_^; キャンプ場内には現れませんでしたが、冬キャンプ期間になって平日に人がいないので山から降りて来ているのかもしれません。この日も近くの山から鹿らしき鳴き声が聞こえていました。
Eサイトの一番奥には「もぐら」と思われる穴の出入り口がいくつかありました。
前週の「杜のテラス」では鹿との遭遇もあり、この地域は野性との距離が近いですね。
まとめ
後編に続きます。