【大阪府】杜のテラス@能勢町/2022年秋の紅葉と鹿・林間ソロ徒歩キャンプ
2022年秋キャンプシーズン、紅葉を求めて約1年ぶりに大阪府能勢町へ。前回はクラインガルデン能勢を訪れましたが、今回は杜のテラスに徒歩でソロキャンプに行ってきました。
アクセス
杜のテラスは大阪府の最北・能勢町にあるキャンプ場です。まずは大阪からJR宝塚線経由で北上し川西池田駅で下車。JR川西池田駅と能勢電鉄・川西能勢口駅を結ぶプロムナードを10分ほど歩いて、川西能勢口駅近くのスーパーで買出し。
カートにアルコールと食材を満載し、今度は川西能勢口駅から能勢電鉄に乗って山下駅まで移動。カートはBUNDOK キャリーカート M サイズを使っています。溝にはまらないちょうど良い大きさのタイヤが気に入っています 🙂
山下駅から阪急バスに乗り換え山辺口(やまべぐち)バス停で下車します。「能勢口」「山辺口」と、この辺りは「口(くち)」が付く地名が多いなあ。
ここまでの経路は以前訪れたクラインガルデン能勢への経路と同じです。
山辺口バス停からは徒歩で移動します。通常は杜のテラスまで約40分とのことですが、10kgオーバーのバックパックとアルコール満載のカートを引くと約1時間の道のりでした 😉 国道173号沿いをまっすぐの道ですので迷うことはありません。
休憩しながら歩いてやっと国道沿いの分岐点に到着。杜のテラスの看板はないのですが能勢温泉の看板が目印です。ここから国道を右に折れて進みます。
国道沿いは緩やかな上りですが、国道を入ると急に勾配がきつくなります。国道を入ったところから杜のテラスまでは600mの距離で高低差は53mなので約8.8%の勾配。個人的には息を切らすレベルの坂道。
紅葉を見つつ坂道を登って杜のテラスに到着。きれいに黄葉した木々と杜のテラスの看板がお出迎え。
「おしゃれやな〜」
ここは敷地の南西の隅にあたる場所です。看板の向こうにサイト31,32があります。ここから右に少し行くと入り口があります。敷地内の車道は一方通行で出口は左側の道路沿いにあります。
テント設営
約1週間前にネットで17番サイトを予約。実は初めて区画サイトのあるキャンプ場に来ました(^_^; いつもはフリーサイトのキャンプ場なので午前中にキャンプインして場所を確保するのに必死ですが、区画サイトはゆったりできていいですね 🙂
17番サイトは傾斜のある場所のせいか石垣の上にあります。ええ感じ 🙂 写真右下の道路脇の石にサイト番号が書いてあるのですが、薄れていて気づかず隣のサイト番号と場内地図を確認して入場しました。
敷地内は木々に覆われていてキャンプ場全体が林間サイト。このシーズンは黄葉につつまれた眺めです 🙂
17番サイトは7x7mの正方形です。後ろに黒いテントが見えるのが9番サイト、向かって左側が18番サイト、右上が15番サイト、右下が16番サイトです。
周りのサイトと距離が近いので、目線が合わないようにテント設営を思案した結果、入り口を傍の道路に向けて設営。
椅子は道路を右手にして炊事棟が正面に見えるように設置。これで目線は合わないようにできました。ただ道路がすぐ傍なので、道を通る人の足音が聞こえる度に、誰かうちのテントに遊びに来たのかと勘違いすることが何度もありました 😉
サイトの地面は硬く Freell のアルミ製ペグ(18cm)が半分ぐらいしか刺さりませんでした。ただ、テントを固定するには十分な深さでした。
【 Freell 】 テント ペグ ◆ 固い地面もOK!◆ 軽量 ジュラルミン ◆ Yペグ ◆ 2カラー ◆ 18cm ◆ 20本 セット
地面は砂利ですが、秋のシーズンは落ち葉がいい感じに積もって絨毯になってくれます 🙂
キャンプ場の設備紹介
管理棟は入り口を入ってすぐのところにあります。黒で統一されていておしゃれ 🙂
こちらも入り口入ってすぐ、管理棟の隣にゴミステーションがあります。
今回は利用しませんでしたがシャワー室もあります。管理棟を少し下ったところにあります。
炊事棟は敷地内に1つだけにあります。この棟にトイレもあり、写真の左手に男性・女性の個室トイレ、洗い場の右手奥に男性の小トイレがあります。男性個室は温水シャワートイレが2つあり、洗い場には鏡があり、お湯も出ます (*_*)
炊事棟の近くに炭捨て場とBBQコンロの洗い場もあります。炊事棟やトイレは敷地内に一つしかありませんが、敷地が意外にコンパクトなので十分かもしれません。それでも、今回の17番サイトは近くて楽でした。寒い季節はトイレの近くがありがたいです 🙂
ぷちサイト紹介
管理棟周辺にはグランピング施設がいくつかあります。テントとタープ、椅子とテーブルで1サイトが構成されているようでした。
こちらは左側がサイト9,10辺りの車道です。車道の右側にサイト5,6があります。
写真の左手は外の道路で、左の一番奥が車道の出口です。
紅葉が一番濃かったのはサイト33〜36周辺です。通り道ではないので奥には入りませんでしたが、これらのサイトはキャンプ場の端で一段高いところにあるのでプライベート空間を確保し易い気がしました。
夜の宴
「杜のテラス」では薪が販売されています。しかし、仕入れが困難となり当面販売中止となったとホームページでアナウンスがあったため、今回は CAINS の薪を0.5束持参しました。スタッフの方に確認すると、落ちている木は薪にしてOKとのことだったので着火用の小枝は現地で拾いました。
宴会は寒い季節の定番、キムチ鍋。いつもの100均アルミ鍋(800ml、3枚入り)を持参したのですが、運搬中に穴が空いてしまい水漏れ (>_<) 仕方なく愛用の CAPTAIN STAG カートリッジクッカーセット820mlで代用。
具材は100均アルミ鍋2回分の量でしたが、クッカーだと3回分の量になりました。容量はアルミ鍋800mlとクッカー820mlなのでほぼ同じ容量ですが、おそらく100均アルミ鍋は満タンより少なめの容量を表記していると推測しています。作る回数が増えるので手間はかかりますが、かさばる100均アルミ鍋を止めてクッカーにする方が荷物が減っていいかもしれません。
アクシデントは変化するきっかけになること多いです 🙂 コロナ禍がテレワークを定着させたように…
はじめての遭遇
夜中トイレに行った時、近くのサイトを通りかかるとテント付近でガサガサと物音がして何かが逃げて行く気配。
「(もしかして泥棒?!)」
すると、角の生えた動物と目が合いました。鹿が2頭、テントを漁ろうとしていたようです。キャンプ生活で初めての野性動物との遭遇。生ゴミなど動物が好むものはテント内にしまうようにしましょう。
まとめ
初めての区画サイトでゆったりでき、キャンプ生活史上最高の設備は非常に満足しました。料金が2,500円と少し高めですが、区画サイト&設備を考慮すると妥当な金額かと思います。最寄りのバス停から約1時間歩くのが徒歩キャンパーには少し厳しいですが…
次回は歩きやすいカートなしのバックパック・キャンパーとして訪れたいと思います 🙂
場所 | 杜のテラス |
移動手段 | 電車、バス、徒歩 |
日程 | 1泊2日 |
費用 | 8,260円 |
費用明細
食費 | 2,000円 | 昼食、夕食、朝食 |
酒代 | 1,000円 | |
施設利用料 | 2,500円 | 1名、サイト17 |
薪 | 300円 | 持ち込み、CAINS 0.5束 |
旅費 | 2,460円 | 電車、バス、往復(大阪駅発) |
合計 | 8,260円 |